公簿面積と実測面積が一致しない土地があります
登記記録の地積と現地測量の結果が異なる場合があります。差があるから直ちに売買できないわけではなく、契約条件、境界、測量資料、将来の利用目的を踏まえて対応を決めます。
地積更正登記
登記記録の地積を現況に合うよう更正する表示登記です。測量や境界確認を伴うため、土地家屋調査士へ相談する場面が一般的です。
「登記面積が小さいから固定資産税も必ず安い」とは言えません
固定資産税の課税は自治体による評価・課税台帳等に基づきます。登記面積だけから税額を断定しないようにします。売買時の面積精算や課税関係は、物件ごとに契約書・自治体資料を確認してください。
2020〜2021年公開時の記事を参考として読む
制度・料金・サービス・実務は現在と異なる場合があります。現在の情報は、このページ上部の2026年更新部分を優先してください。

その後、契約から3ヶ月ほど経ち、不動産業者の彼から連絡が入りました。
不動産会社
たいしと、スムーズにいくかと思ったらそうでもなさそうでした。
公簿面積と実測面積の違い

不動産会社割とコンサル料を払うのに、僕が行くのね...
たいしちょっと心の狭さが見え隠れする僕ですが、不動産業者の彼の会社にお邪魔して、事情を聞きました。
不動産会社
たいしどうやら、一番最初に値段を決めるときは、公図と呼ばれる地図の上で計測して、おおよその面積を計算していたものだったらしいのです。
売主さん本人が三角スケールで計測した面積で、契約をしてしまったのでした。

あれ、でも、確か、契約書って実測面積で売買金額を決めるようなことが書いてあったような...
契約するのも2度目の僕です。
今度はしっかり目を通しています。ほんのりとスキルが上がっていたのです。
たいし
不動産会社
たいし
実測清算?

契約書には、実測面積での売買代金の精算をすると書いてあったはずです。

確かにそう書いてあります。

改めて買付証明書の面積を見ると、面積がちょっとざっくりし過ぎています。
たいし単純に増えた分だけ、支払う金額も増えるてしまいます。
自分の前提と心づもりから、現実が離れてしまい不安になって、今回の仲介をしていないのに、不動産業者の彼へ不信感が募ります。
たいし器の小さい僕は、これまで、さんざん頼って甘えておきながら、全く責任がない不動産業者の彼のせいにしようとしています。
不動産会社
たいし
たいし
地積更正と分筆登記

10坪増えちゃって、お値段据え置きって、坪30万円としても、300万円のお得!!
たいし
不動産会社普通、そんなことはないのです。
公簿と実測面積の違いがあるのは当たり前にしても、清算は必ず行われます。
契約内容と違う交渉をして来てくれた、不動産業者の彼に感謝しかありません。
彼に支払うコンサルタント料以上の仕事をして来てくれました。
肝心の分筆が終わった土地がどうなったかというと...

線が1本入っただけです。
図面を見るとこれだけなのですが、隣地と立会もしたりと、実際には大変な作業です。

地番に枝番が付いており、分筆が完了しています。
錯誤による地積更正登記と分筆登記の履歴が赤枠で確認できました。
まとめ

今回は、たまたま実測面積と公簿面積の違いを清算しませんでいたが、通常測量をした場合は、実測面積にて取引がされます。
かなりラッキーだった事例です。
不動産屋さんが仲介に入る場合には、売買物件の測量を必ずするので、心配はありませんが、もし実測面積が少なかった場合には、大きな損をしてしまいます。
そういった意味でも、隣地とのトラブル防止の観点でも、土地の測量は、大切なポイントです。
次は、いよいよ残代金を支払う決済です。
しかし、購入してからのことを全く考えていない僕に、不動産業者の彼が質問をします。
不動産会社
たいし事情を聞いてみると、売主さんは管理を売主側仲介業者にずっと任せていたようです。
でも、今回で仲介業者は管理を下りるとのことでした。
そして、全部売却しないで、半分だけ売る売主さん。
実測が10坪も違うのに、すんなり了承してくれた売主さん。
何か事情がありそうです。
そして、僕自身副業なので、管理に手がかかっては、続けられません。
でも、今回の物件は借り主さんからいただく賃料が安いのです。
たいし続く

2026年改訂
数字の向こう側
旧版:ストーリーで読む副業で不動産投資
不動産投資を実体験の流れで読みたい
副業で不動産投資を始めた体験を24の物語としてたどり、数字だけでは見えない判断・失敗・学びと、その先に見えた豊かさを描いた一冊です。
- 副業で不動産投資を始めた24の物語
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旧版「ストーリーで読む副業で不動産投資」を土台に、当時の体験は残しながら、法律・税務・不動産実務に関する説明を現在の視点で見直し、24の物語として再構成しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




